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男性が原因の不妊症

■男性が原因の不妊症
不妊症の原因は男性の側にあることもあります。

女性に不妊の原因があるというイメージが、まだまだ一般的かと思いますが、男性側にも原因があるケースが、およそ半分ほどにもなっているという調査があります。

ですので、男性側の不妊の要因というのも無視はできないですね。

男性不妊の原因としては...
・造精機能障害(精子形成障害ともいいます)
・精子通路障害
・性機能障害
などとなっています。

このほかにも、抗精子抗体などの免疫異常が原因となり精子の機能が低下しているという原因もあります。

上記の男性不妊のなかでも、圧倒的に多いのが造精機能障害です。男性不妊の原因の約9割を占めるとされています。

基本的な検査は精液検査です。3日ほど禁欲して、精子を採取し、顕微鏡で検査することとなります。

■造精機能障害(ぞうせいきのうしょうがい)
精巣にて精子をつくる能力が、なんらかの問題で低下していることが原因による障害です。

なぜ精子がつくられる機能に問題が生じる原因としてあげられるのは、精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)・停留睾丸などがあります。

精子の状態や形、数によって、種類があります。

無精子症・乏精子症・精子減少症・精子無力症・精子死滅症・奇形精子症などがあります。

精液の中に精子を確認できない
→無精子症

精子の数が少ない、少量しかつくられない
乏精子症・精子減少症
乏精子症のほうが精子数が少ない状態

精子数は十分に確認できるが、運動性が低い
精子無力症・精子死滅症
精子死滅症のほうが、より深刻な状態

7割以上が、正常な形態の精子でなく、奇形の精子であるとされる状態
奇形精子症

これらの造精機能障害の原因となっているのが、精索静脈瘤、停留睾丸、睾丸欠損、クラインフェルター症候群などがあるとされています。

たとえば無精子症の方に、クラインフェルター症候群という染色体異常が見つかることがあるというようなことですね。
精子減少症の治療では、漢方薬やゴナドトロピン製剤などのホルモン剤、ビタミン治療などで精子の状態を改善する方法をとるケースもあります。

精索静脈瘤とは、精巣の近く陰嚢の静脈にゆがみや拡張が起きたりして静脈瘤が発生し、血行不良となり、睾丸の温度上昇を招くことで造精機能障害となってしまいます。

睾丸は熱に弱いとされているためです。

温度上昇により精子の死を招いたり、運動力低下を引き起こすこととなります。


原因不明のケースがあり、その場合は特発性造精機能障害(とくはつせいぞうせいきのうしょうがい)といいます。

原因不明の場合、環境ホルモンが奇形の精子に関わっている、喫煙(タバコを吸う生活習慣)、ストレスなどが、可能性としての一説としてあげられることもあります。

タバコの場合は、禁煙への挑戦となります。


■性機能障害
勃起不全つまりEDなどの障害により性交不全となります。

勃起不全の原因は、ストレスや神経や血管などの障害、内分泌機能の障害などです。

なかでも過労やストレスなど心因性のものが大きな割合を占めています。

■精子の輸送路の障害

精子がつくられてはいるけれど、精子の通る道に閉鎖や狭窄などの障害があるため、精子をうまく射出できない状態。

逆行性射精・精管や射精管の欠損症・幼少期のヘルニア手術・精管切断術(パイプカット)(精管結紮術ともいいます)後・精巣上体炎・前立腺炎・精嚢炎などの要因があります。

・逆行性射精とは
射精は行うことができるが、尿道から膀胱へと精液が逆流する状態。原因は前立腺手術や糖尿病などがあり、原因不明のケースもあります。

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