習慣流産

■習慣流産
自然流産のなかでも、約60~70%前後は胎児の染色体の異常が原因とされています。

3回以上流産を繰り返すと「習慣流産」とされます。

同じような状態を表す言葉として、不育症という言葉が使用されることもあります。

不育症とは、妊娠はできたとしても早産・死産・流産を反復してしまうことをいいます。

3回以上流産を繰り返すことを「習慣流産」というわけですが、近頃は2回流産を繰り返したら医師の検査を受けてみてもいいのではと言われています。

検査は、
染色体検査・子宮異常の検査・内分泌検査・免疫検査・感染症検査などがあります。

【染色体検査】
女性・男性ともに血液検査を行い、染色体異常の有無を調べます。

習慣流産の原因のうち約70%ほどは染色体異常によるものとされており、習慣流産の原因としては染色体異常が、もっとも大きな割合をしめています。

【子宮異常の検査】
子宮に異常がないかどうか検査します。

子宮内腔形態検査ということもあります。

子宮に異常がないか調べる検査では、卵管造影検査・子宮鏡検査・MRI・経膣超音波検査・腹腔鏡検査などを行って調査していきます。

これらの検査によって、先天性の子宮奇形や子宮頸管無力症・子宮筋腫など子宮内腔や子宮頸管に異常がないかどうか調べます。

【内分泌検査】
女性の血液検査が行われます。

血液採取による検査によって、甲状腺機能・プロラクチン値・黄体機能・糖尿病などを調べます。

ただし、黄体機能不全が習慣流産の原因となっていると結論づけることに疑問の声があります。

【免疫検査】
女性の血液検査が行われます。

自己抗体(抗リン脂質抗体・抗核抗体)などについて検査します。

抗リン脂質抗体が胎盤の血管に血栓を作ることとなり、血管がつまってしまい、胎児への血流不良となることが習慣流産の原因となっているという考えがあります。

HLA(組織適合抗原)が男女双方とも似ているケースの場合、流産の原因となる可能性があるという考え方があり、原因不明の習慣流産のケースで夫リンパ球を用いた免疫療法が選択されるケースがありましたが、近年は、その効果に疑問や否定的な見解が示され、HLA検査の実施や夫リンパ球を用いた免疫療法の効果については確定的でない状態となっています。

【感染検査】
男女ともに血液検査でクラミジアの有無などを検査します。

女性だけが血液検査を受けて陽性で抗生物質で治療できたとしても、男性が感染した状態であれば、女性に再感染し再発する可能性が残るので、夫婦二人とも検査を行うこととなります。

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